旦那さんとは3年半、韓国と日本で遠恋をしていて、いま一緒に韓国で暮らしている。
恋人だったころは毎週1回、週末に電話をするのが楽しみで仕方なかったな~と、ふと思い出した。
話題は、今週あった出来事や、最近観た映画の話など、どこのカップルとも変わらない他愛もないこと。
彼のデレッと甘えてくる声を聞くのが楽しみだった。
私達が電話するときの基本ポジションは、ベッドかソファーの上で、ときにはそのまま眠ってしまうことも。
その日も私はベッドに、彼はソファーに寝そべりながら電話をしていた。
彼「昨日さ、上司と仲間とひさびさにサッカーしたんだよ。俺、結構うまいよ! 今度一緒に行こう」
パチパチパチパチッ
彼「最近この曲にハマってて、、、」
パチッ パチパチパチッ
うん? 何かをたたくような乾いた音がきこえる。なんだろう?
私「ねぇ、なんの音?」
彼「え!? あぁ、、、お腹、、、笑」
・・・パチパチッ パチパチッ
最近お腹が出てきて、たぷたぷした部分が触っていると気持ちがいいのだとかで、自分の腹を出して叩いていたと、ちょっと恥ずかしそうに告白してくれた。
それから電話越しに聞く“パチパチ”は、彼の声と一緒に私の気持ちを温かくしてくれる音になった。
今ではすぐ隣で“パチパチ”を聞いている。
痩せさせたいのだが、パチパチが聞けなくなるもの寂しい、そんなジレンマを抱えている、なう。
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