【未経験】30代で大手IT企業に転職!使ってよかった転職サイト3選+やったこと




この記事は、「未経験から大手IT企業に転職したい」「フリーランスからIT企業に転職したい」と考えている人に向けて、

フリーランスで完全にITの未経験者ながら、プロ野球チームを持つ大手IT企業に転職できた私が、実際に使ってみてよかった「おすすめの優良転職サイトを3つ」と、「転職に成功するまでに私がやったこと」、「大手IT企業のメリット・デメリット」をご紹介します。

本記事の内容

✔ 使ってよかった!優良な転職サイト3選
✔ 大手IT企業に転職するためにやったこと
✔ 大手IT企業のメリット&デメリット
✔ ただ登録するだけではダメ!動いてなんぼ!

使ってよかった!ITに強い優良な転職サイト3選

まったくIT業界と関わりもなく未経験だった私が、大手IT企業に転職できた際に利用していた「転職サイト」は以下です。

おすすめの転職サイト3つ
★リクルート(リクナビ):無料登録
大手からベンチャーまで幅広い会社とのパイプがあり、「あ、こんな選択もあるのね!」というところを提案してもらえたので、自分のキャリアを考えるうえでかなり参考になりました。また、担当者の反応が早く採用担当者が求めている人材像や社内の風潮をデメリットも含めて的確に教えてくれるので、入社後のイメージがしやすかったです。

マイナビ
大手案件はほかの2つに比べて少ない印象でしたが、それでも今後伸びそうなIT企業をたくさん紹介してもらえました。また、狙っている企業への履歴書・面接の対応までしっかりバックアップしてくれたので、他の企業への書類選考や面接にもいかせたがの大きかったです。

ビズリーチ
現在、年収500万円以上の方なら確実に登録するべき。キャリアアップできる案件を多数抱えているので、ここに登録しただけで、超有名企業からのスカウトが絶えなかったです。また、紹介してもらったエージェントさんとは今でも交流があるくらい信頼できる人でした。

どれを選んだらいいのか? その結論は、できれば3つとも登録しておいたほうがいいです。

理由はとても簡単で、それぞれが得意とする分野が若干異なるのと、どこも担当者が優秀で、IT企業の採用担当者との太いパイプを持っているエージェントを紹介してもらえることが多いからです。

また、担当してくれるエージェントさんにも相性はあります。1本に絞らず、あえていろいろなところを試してみると、必ず会う人が見つかります。

実は私は上記以外にもたくさん登録をしていましたが、最終的によい案件を持ってきてくれ、さらに選考がスムーズに進むきっかけを作ってくれたのが、この3社の転職サイトから紹介してもらったエージェントさんたちでした。

大手IT企業に転職するためにやったこと

まずはエージェントさんに会う

転職エージェントに登録をして、連絡をくれたエージェントさんに会い、「こんな企業に行きたい」と相談しました。

カフェでお茶を飲みながら(しかもおごってくれます)、人生相談を聞いてもらえるなんて、ありがたい限りです。

そこで出した条件を元に後日、エージェントの方から複数の案件を紹介してもらい、いいなと思ったところにはとにかく履歴書を送りました。

ここで、エージェントさんに会って得たことを実行して、よかった点を2つのポイントでまとめます。

ポイント1  自分のキャリアをわかりやすくまとめた

私の場合は、ずっと出版社で編集者として働いていて、その後フリーランスの編集者・ライターになりましたが、IT業界とはつながりや知識すら一切なし。

正直、多くのエージェントさんからは、「編集者って、どう売り込んだらいいかわからない」「編集者ってどんなことしているのか、相手側に伝わりにくいんですよね」「年収アップできるかは期待しないほうがいいかもしれません」と、難色を示されるところが多かったです。

そこで、私は、履歴書とはほかに、過去に自分が手掛けきた雑誌や書籍、それによって会社に対してどのくらいの売上に貢献したのか、「編集者のお仕事」をワードファイルやPDFなどで、写真を多め・文字は少なめに、“目でみてわかる”資料を作りました。

すると、「あ、その経験があるなら、企画やディレクションするお仕事がよさそうです!それなら・・・」と、紹介してもらえる案件が増えたのと、「こういうの作ってくれると、人事の方に話すネタにもなります!一緒に頑張りましょう!」と、エージェントさんの“やる気スイッチ”を押せた気がします(笑)。

また、実際の面接でもiPadに入れてデータとして持っていきました。すると、面接担当者が前のめりになって話を聞いてくれ、方向性が合う会社とはかなり場が盛り上がり、選考もスムーズに進みました。印象に残せたのだと思います。

営業職・技術職など、今までのキャリアが想像しやすいお仕事の方であれば、履歴書で十分かもしれませんが、少しひと手間かけた「キャリアまとめ」を一回作っておくと、何度も使いまわせるので便利ですし、本気度が相手にも伝わります。

エージェントさんも企業の人事の方も、人間です。人を動かすには感情を動かすことが大切だと実感しました。

「キャリアまとめ」で本気度を示しつつ、自分がどんなことでその企業に貢献できるのかを伝えるのがおすすめです。

ポイント2 自分の目指す方向性について固める

はじめてエージェントさんに会ったときは、「まずはどんなものかお試し」程度で、なんとなくやりたいことを伝えました。

勘のいい優秀な方に巡り合えれば、もしかしたら初めからいい案件を提案してくれるかもしれませんが、「なんとなくこんな感じの企業」と生ぬるい方向性では、出てくる案件も正直いいものではありませんでしたし、中には完全に的外れな案件が出てくる場合もありました。

これは、エージェントのせいではなく、完全に自分のせいですよね。

そこで、自分で自分に質問リストを作り、よく考えました。

自問自答リスト
  • なぜIT企業なのか?
  • 自分は何を目指しているのか?
  • そこで何がしたいのか?
  • 自分のスキルはそこでどう生かせるのか?
  • 自分ならどんな提案ができるのか?
  • 年収アップは必須か?
  • 大手でもベンチャーでも構わない?

これが、結局は面接で生きてくるわけで、なんども面接を受けていくうちにスラスラと出てくるようになります。また、途中からは余裕が出てきて、面接時に、自分でも思わぬ新しい企画の提案が生まれたりもしました。

このときの企業からは内定をもらい、結局お断りしましたが、面接を担当してくれた女性とは友達になりました(笑)。また、フリーランスになってからお仕事もいただいています。

ただ、まずはエージェントさんに会ったことで、今業界で求められていることと、未経験ながらもその中で自分のスキルをマッチさせていけたのは確かです。

上記の質問にスラスラと答えられない場合は、「なんとなく」でもいいので、会ってみて、まず胸の内を正直に話をしてみるのも手です。

大手IT企業のメリット&デメリット

最終的に、転職サイト・エージェントを使って私が内定を獲得したのは、大手2社、ベンチャー企業3社です。

年収もフリーランス時代と同等か、アップする形で落ち着きました。これも優秀なエージェントに巡り合えたおかげです。本当に感謝!

結局、私は、大手のIT企業に就職することになりますが、結婚を機に韓国に移住することにしたため、結局1年半くらいしか在籍しませんでした。ただ、得られたものが非常に大きかったです。素晴らしい会社でした。

ここでの経験がフリーに戻った今もとても役立っているので、今思えば、あのときにやめてもよかったなと思えます。

前置きが長くなりましたが、そこで見えたメリットとデメリットについても触れておきます。

メリット

大手IT企業のメリット
  1. 優秀な人材がたくさん集まっている
  2. 最新のIT業界の内側について学べる
  3. お金を稼ぐ思考がいい意味で変わった
  4. 残業なし!産休・育休もしっかりとれる
  5. 社会保険が神!
  6. 福利厚生が神!
  7. 転職先が選びたい放題
  8. フリーになっても経験が活かせる

項目が多くて少し長くなりますが、それぞれ簡単に説明していきます。

1 優秀な人材がたくさん集まっている

大手ITに就職する人は、東大・京大・一橋などの超一流大学を出た選りすぐりのエリートたちであふれかえっていました。しかも、情熱をもっていて、自分のサービスを出して、世の中をもっと快適にすることを目標に掲げている天才がたくさんいました。正直、私からしたら足元にも及ばないすごい人たちばかり。

今まで出会ってこなかった人たちとその考え方にふれて「これは勉強せんとやばい!」「私もこんな風になりたい!」と、刺激になりました。

私が当時転職したときは、35歳だったのもあり、同僚は年下が圧倒的に多かったのですが、その人柄も素晴らしかった。どの会社にいる、いわゆる「ヤバい奴」は、ほとんどいませんでした(笑)。

仕事に対する熱量の高い人が多く「早く覚えてほしいから」と、未経験だった私が学びたいことを時間を割いて教えてくれ、かなり勉強させてもらいました。ありがたい経験でした。

2 最新のIT業界の内側について学べる

今まで何気なく触れてきたサービスの裏側や、その事情について知れたことで、世の中の見方や、ビジネスへの向き合い方にも変化が。

IT業界のサービスや仕組み、どんな人が携わっているのかを自然とチェックするようになり、世の中の動向やお金の流れなどについてインプットできたことで、ビジネス感覚や論理的な思考の大切さに気付けました。。

3 お金を稼ぐ思考がいい意味で変わった

今までは「こんな企画がやりたい」と、自分のやりたいこと・作りたいことが先行でした。

これはたぶん、クリエイターと言われている人たちにありがちな「自分の作品を世に出したい」「話題を集めたい」という考え方が強かったのかと思います。

ただ、今では「役に立つことで貢献したい」という気持ちのほうが強いです。それによって、後からお金が付いてきたらいいなと考えるようになり、現在、フリーでもこれを基盤に行動しています。

多分、これのおかげでクライアントさんからは定期的にお仕事をいただけているし、本ブログの売上も少しずつですが、上がってきています。

4 残業なし!産休・育休(男性も)がしっかりとれる

驚きました。制度が本当にしっかりしていて、言うことなし。

今までいた会社では、まず考えられません。先輩が遅くまで残っているとなんだか帰りにくくて無駄に会社にいたり、産休・育休を取る人はあからさまに担当を外されたりすることを見ていたので。

転職してから、同じ部署の男性部長が「今月末から育休でーす♡」と、堂々とイクメン休業を公表しているのを聞いて驚きました。

社員を大切にしてくれていることが伝わってきて、すごくうれしくなりました。

※残念ながら私はこの恩恵にはあずかれずでしたが・・・。

5 社会保険が神!

IT企業は、一定の条件を満たせている会社であれば「関東ITS健保」というものに加入することがほとんどなのですが、これが神がかった社会保険だったんです。

関東ITS健保の魅力
・保険料が一般的なものに比べて安い
・高額医療費の負担金額が最大2万円(どんなに高くても保険がカバー)
・出産一時金が42万円+9万円
・育児給付金が1人あたり毎月2万円支給
・高級料理を提供するレストランが破格の値段に
・有名スポーツ施設が安く使える
・旅行が安くなる
・アミューズメント施設が安くなる

また、保険の範囲なのか、会社の福利厚生なのか不明なのですが、インフルエンザ注射や健康診断・婦人科検診に医師が出向してくれるサービスもありました。

この保険ならば、正直、個人で保険に入る必要がないくらいカバーされています。

6 福利厚生が神!

私が転職した会社の福利厚生の一部は、以下の通り。

福利厚生が素敵すぎた
・景色のいいカフェが自由に使いたい放題
・同じビルの飲食店・アパレル・雑貨などが割引になる
・有名なお弁当屋さんが日替わりでやってくる
・疲れたら会社でマッサージを受けられる
・医師が常駐。市販薬であれば処方してもらえる
・産休/育休制度あり(男女ともに)
・子供が急病の際に5日間休める
・ベビーシッター補助あり
・育児のため異なる項目での支給が毎月5000円+20000円(期限あり)
・介護のための休暇あり
・副業OK(申請必要)
・災害見舞金あり
・住宅購入のための金利や仲介料の引き下げ
など

とにかく、至れりつくせりです。いい人材を集めるためというのもあると思いますが、社員を大切にしている姿勢が伝わってきますよね。

7 転職先が選びたい放題

会社を辞めたあと、韓国でできる仕事が何か見つかったらいいな~と思い、引き続き登録していた転職サイトの履歴書を更新しました。

すると、韓国(ソウル)でできる仕事はなかったものの、日本の大手企業や急激に伸びているベンチャー企業、個人として活躍されている有名なエージェントさんからも、次々にスカウトが舞い込みました。

一度信頼のおける大きな会社に入っておくと、次の転職先選びが楽なのだなと実感した出来ごとです。

8 フリーになっても経験が活かせる

私は現在、フリーランスとして韓国を中心に活動していますが、IT企業で学んだ知識を生かしつつ、自分なりにアップデート重ねながらこのブログの運営をしたり、投資をしたりしています。

また、このときに働き方についての考え方が変わり、フリーになって1日4~5時間くらいの作業時間で、韓国でも生活に困らないくらい稼げるようになりました。

さらに大きかったのは、ここで出会った人たち。年齢を重ねてからできた友人がたくさんいて、今でも交流があります。しかも、ITに関するエキスパートもいるわけです。

例えば、ブログ運営でわからないことがあったら、気軽に専門家たちに聞ける環境になりました。たった1年半という時間でしたが、私にとって宝物のような時間でした。

デメリット

次に、知っておいてほしい、私が感じたデメリットについてです。

大手IT企業のデメリット
  1. 完全実力主義
  2. 部署がすぐになくなることも
  3. 決済されるまでが面倒で遅い

こちらも順に解説してきます。

1 完全実力主義

これはメリットにとらえる人もいるかと思いますが、結果が出せない場合の対応は非常にシビアです。部署移動させられてしまったり、それによってやりたくない仕事について辞めていく人も多いのが実情です。

もちろん、入ってみて合う合わないはありますが、入社前に、本当に自分の活躍できるフィールドかどうか、その部署や部門の成長性などをきちんと見極めることも大切です。

2 部署がすぐになくなることも

これは、デメリットの1にもつながるのですが、結果が出なければ部署自体がなくなってしまうことも十分にあります。会社に入ってゴールではなく、入ってからが勝負なことは言うまでもありません。

ただ、任せてもらえるチャンスは自分で取りにいけます。まずは小さく試して効果が出れば、一気に拡大できる資金力を持っているので、大きなフィールドで活躍できるチャンスでもあります。

3 決済されるまでが面倒で遅い

大企業によく言われることですが、IT企業でも決済スピードの遅さは意外でした。大企業らしく契約や法律をしっかりと守りかなり“ちゃんと”しています。そのため、関わる人が多いので決済が完了して、企画を動かせるまでに、必然的に時間がかかります。

早く動きたい!世の中にすぐに出したい!という即効型重視の方であれば、ベンチャー企業をおすすめします。

ただ登録するだけじゃだめ!結局は自分が動いてなんぼ!

改めて、未経験から大手IT企業に転職できたおすすめの転職サイトをご紹介します。

おすすめの転職サイト
★リクルート(リクナビ):無料登録

大手からベンチャーまで幅広い会社とのパイプがあります、また「あ、こんな選択肢もあるのね!」というところを提案してもらえたので、自分のキャリアを考えるうえで参考になりました。また、担当者の反応が早く、企業の採用担当者が求めている人材像や社内の風潮をデメリットも含めて的確に教えてくれるので、入社後のイメージがしやすかったです。

マイナビ

大手案件はほかの2つに比べて少ない印象でしたが、それでも今後伸びそうなIT企業をたくさん紹介してもらえました。また、狙っている企業への履歴書・面接の対応までしっかりバックアップしてくれたので、他の企業への書類選考や面接にもいかせたがの大きかったです。

ビズリーチ

現在、年収500万円以上の方なら確実に登録するべき。キャリアアップできる案件を多数抱えているので、ここに登録しただけで、超有名企業を取り扱うエージェントからのスカウトが絶えなかったです。また、ここで出会ったエージェントさんや企業とは今でも個人的に交流があります。

どれも無料で登録でき、5分程度で完了するので、パパっと済ませておくとラクチンです!「会社を辞めたいな」と思ったとき、それが転職サイトに登録するべきタイミングです。

まずは何よりも行動あるのみ!

「今のままでいいのかな?」と感じたら、まずは動いてみることをおすすめします。きっと、もやもやとしていたものが晴れてくるはず。

動いたもの勝ちです!

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